防疫に利用できる一粒子検出による感染症診断機器の開発
研究責任者 |
長谷川 慎 長浜バイオ大学, 公私立大学の部局等, 講師
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 本研究では、新興・再興感染症対策に活用できる蛍光一粒子検出法を原理とした検査機器を開発した。その原理は検体溶液に共焦点レーザー光のごく絞り込まれた光を照射し、その小さな空間を横切る粒子から発せられる蛍光を検出し、粒子数を計測するというものである。本検査機器はなんらの増幅課程なしに数分で微量の検体から診断結果(インフルエンザウィルス、麻疹ウィルス等)を得ることができる。基本開発を終え装置として可搬型にまで完成度を高めており、今後は計測機器としてのアプリケーション開発を進めていくことにより事業化が期待される。
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