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構造物の耐震性能を高機能化する次世代型パッシブトリガーダンパーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 育成研究

研究責任者 独立行政法人建築研究所, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2008 – 2011
概要住宅や橋梁などの構造物の耐震性能を向上させるための,高減衰ゴムを用いたパッシブ型(電気的な制御を行わない)耐震用筒型ダンパーを開発した。ダンパーのシリンダーとロッドの間に減衰性を持つ高減衰ゴムを圧入・接着し,シリンダーとロッド間に金属製のプラグを挿入することによって,ダンパーの減衰性の向上と,機能性を付与することを目指した開発を実施した。開発は,減衰性を確保しつつ安定した性能を発揮できる高減衰ゴムの開発,これらの素材を使った建築用と土木用のダンパーの開発を実施した。これらのダンパーによる構造物の地震応答の低減効果は,大型の振動台を用いて検証され,目標とした応答低減率を発揮していることを確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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