濃度勾配性因子をターゲットとした脊髄損傷治療薬の開発
研究責任者 |
山下 俊英 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 本研究は、損傷した中枢神経回路を修復し、失われた神経機能を回復する抗体治療薬開発を目的とす る。研究代表者らが発見した神経回路の再生を負に制御する因子をターゲットとして、モノクローナル 機能中和抗体を開発し、動物モデルでの薬効を検証する。この薬剤は、中枢神経機能障害をもたらす多 くの疾患をターゲットとする点で医学的に貢献するのみならず、特に「要介護状態」からの回復が可能 になるという観点で、医学経済面での大きな貢献も望める。
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