柔軟で高品位な短光パルス発生器の実用化による信号品質評価技術の開発
研究責任者 |
野中 弘二 高知工科大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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概要 | 本研究では、既存の半導体レーザに簡単な光制御機能を盛り込むだけで、高品位で柔軟な光パルスを発生できる技術を実用化する。それを核として、次世代通信を支える新しい信号品質監視装置を開発する。具体的には、光波形計測・光信号品質評価装置用として、現状と同じサブピコ秒のジッタ品質を維持しつつ、数分の1以下の短パルス化を図るとともに、発生周波数の確度向上と繰り返し周期の低速化を簡単な制御で容易に実現する光パルス発生モジュールを実用化する。さらに、従来にない実用的で安価なパルス発生モジュールの生産技術を確立する。本技術の柔軟で高品質な光パルスを核として、高速情報信号の品質評価装置の構成を検討し、適用をはかる。
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