電子機器の電極パターニングに適した新規無機インクの開発
研究責任者 |
山本 修 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 液晶ディスプレーやタッチパネル・太陽電池などに用いられる透明導電膜(lTO)は、現在、主に真空中でのスパッタリング法にて製膜し、エッチングにてパターン形成しており、大面積化に伴い設備投資・加工コスト面で課題がある。また、常圧でパターン形成可能なlTOインクは、有機金属の熱分解やゾル溶液が研究されているが、結晶化のための高温加熱処理と有機残渣による透過率の減少が問題となっている。 本研究では、これら諸問題を解決し、350°C以下で結晶化させ、高い透過率と導電率を達成する lTOインクを開発する。
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