研究責任者 |
蛯名 洋介 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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概要 | 体外診断用医薬品や生物学的な研究の分野において、ELISA法は広く用いられている技術で、生体内の微量な成分を、高感度に測定することができる。しかし、その測定範囲は通常1000pg/mL程度の濃度を対象としており、また測定する対象物によっては、さらにその感度は低下するなど限界がある。本研究では、感度の低下の原因となる本来反応に関与しない物質の非特異的な吸着を抑え、特異的な反応のみを検出する方法を考案し、従来測定が不可能であったpg/mL以下の感度で生体物質を超高感度に測定する系を開発し、その自動化を行う。
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