高速定量的免疫染色手法と1細胞レベルのシグナル伝達ネットワークの確率的モデル化手法開発
研究代表者 |
黒田 真也 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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概要 | 本研究交流では、モデル化に必要な大量の実験データを得るために、高速定量的自動免疫染色手法を開発する。この手法を用いて1細胞レベルでの各種シグナル分子活性の分布時間発展データを高速かつ大量に採取し、従来の解析対象である平均値に加えて、分散とそれ以上の高次モーメントを解析対象とした解析を行う。そのために、1細胞レベルの分子活性の分布時間発展を記述する確率微分方程式モデルで記述して、モデル化する。これらの手法を用いてPC12細胞におけるERK経路やAkt経路の特性を解明する。
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研究領域 | システムバイオロジー |