テトラヒメナ組換体とクライオ電子顕微鏡法を用いた繊毛の構造解析
研究代表者 |
豊島 陽子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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概要 | 本研究交流では、繊毛関連疾患の分子メカニズムを繊毛構成分子の三次元構造解析で明らかにすることを目的とする。具体的には、日本側における世界初の繊毛構成たんぱく質の相同組換技術と、スイス側の電子線クライオトモグラフィによる繊毛・鞭毛の構造研究技術を組み合わせ、生体内での繊毛構成たんぱく質の構造・機能連関を明らかにする。日本とスイスが本研究交流を通じて相互補完的に取り組むことで、繊毛関連疾患の治療に貢献し、さらにマイクロロボット工学業界にも繊毛・鞭毛の動作原理解明から多大な影響を与えることが期待される。
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研究領域 | ライフサイエンス |