研究代表者 |
北島 健 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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概要 | 本研究交流では、海洋脊索動物門の世界初の系統的な構造と機能のグライコミクス解析を行う。具体的には、日本側研究チームがナメクジウオ類、ホヤ類、硬骨魚ゼブラフィッシュ、メダカを代表として、これらの生物種の臓器と発生過程における複合糖質の糖鎖の構造を解析する。同時に、糖鎖の生合成と分解に関わる糖鎖遺伝子の生物種間の共通点と相違点を明らかにする。さらに新奇生理活性分子の探索を行う。とりわけ受精と初期発生における、シアル酸の構造と機能に着目して研究を遂行する。フランス側研究チームは糖鎖構造生物学およびゲノム解析の専門家、日本側は魚類を中心にした糖鎖生物学、海洋生物学および生物学の専門家が有機的連携をはかって取り組むことにしている。
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研究領域 | コンピューターサイエンスを含む情報通信技術 |