海洋植物プランクトンにおける光合成機能適応の分子基盤の解析
研究代表者 |
皆川 純 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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概要 | 本研究交流は、変動する環境条件に対し代表的な植物プランクトンがとる順化・適応の戦略を明らかにすることを目的とし、室内の厳密にコントロールした条件の中で分子レベルの解析を行うものである。日本側研究チームは光化学系複合体、集光装置複合体を大量精製した後に、生化学的・分光学的解析を加える。フランス側研究チームはCCDカメラを用いたハイスループット蛍光スクリーニング法を確立し、栄養条件、光条件、温度条件など、植物プランクトンの光合成機能に及ぼす環境変動要因の境界条件を決定し、分子生理学的手法を中心に解析を加える。両国の研究チームは、最初にモデル種から研究を始め、最終的にはエコタイプにまで解析を進める。
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研究領域 | コンピューターサイエンスを含む情報通信技術 |