体系的番号 |
JPMJSA0905 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0905 |
研究代表者 |
礒田 博子 筑波大学, 北アフリカ研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2014
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概要 | 過酷な環境を生きる植物の有効利用により、医薬品や食品を開発する 沙漠等の乾燥・半乾燥地に生育する植物は、過酷な環境に適応するための特有成分を多く有しているが、その探査や有効利用に関する研究は進んでいなかった。そこで、様々な乾燥地環境を有するチュニジアで、伝承薬効情報を基に植物を採取・解析し、新規の機能性成分の探査・研究を行い、産業への応用を目指す。また、植物資源の持続的な利用や地域経済の活性化に向けて、生産基盤整備、経済性評価、製品化技術の開発を併せて行う。 乾燥地植物から、驚くべき有効成分を発見 対象国のオリーブ、薬用植物等の成分から抗酸化や抗がん、抗アレルギー等の有効成分を発見し、水・土壌の生産基盤整備、経済性評価、製品化技術の開発を通じて産業への応用を図っている。研究を通して、地球規模での持続的・資源循環的食料システムの開発や沙漠防止に貢献する。
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研究領域 | 生物資源 |