体系的番号 |
JPMJSA0906 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0906 |
研究代表者 |
迫田 章義 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2014
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概要 | バイオマス技術で、発展するアジアの地域農業をバックアップ! ベトナムでは人口の増加に伴い、食料・エネルギーの不足や環境の悪化、経済格差等が大きな問題となっている。これらを解決するため、「地域で完結し持続する農業」と「生物から持続可能なエネルギーを得るバイオマス」の融合を図り、実用化に向けてシステムの設計と関連技術の開発、環境影響に関する研究を行う。具体的には稲わらからのバイオエタノール生産、家畜の排せつ物からのバイオガス生産を主軸として、農村社会に融合するバイオマス利用システムを構築する。 実験から実証へ。実用化を視野に入れたバイオマスプラントを稼働 ホーチミン市工科大学内にバイオエタノールの製造を行うパイロットプラントを設置し、実用化に向けた研究を実施するとともに、現地での人材育成のための技術指導を行っている。また、ホーチミン市郊外の農村(タイミー村)にバイオマスエネルギー利用のデモンストレーションプラントを開設し、日本とベトナム双方でシステムの実現に向け研究を進めている。
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研究領域 | 生物資源 |