体系的番号 |
JPMJSA0921 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0921 |
研究代表者 |
吉田 真一 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2014
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概要 | フィリピンをフィールドに、死をもたらす感染症を解明していく レプトスピラ感染症は熱帯、亜熱帯地方を中心に世界に広く分布する人獣共通の感染症で、人間には黄疸、腎不全、肺出血等の多臓器不全を引き起こす致死性の感染症である。しかしこれまで調査・研究の報告が少なく、その深刻さは知られていない。そこでヒトや家畜・野生ネズミの感染実態の調査を行い、感染症の実態解明と診断キット、ワクチンの開発に挑む。また感染防止のための広報・啓発活動を展開し、レプトスピラ感染症の拡大防止を図る。 感染実態が明らかになると共に、診断キットの試作品を開発! これまでの研究で、人・動物の感染実態を明らかにし、簡便な診断キットの試作品の開発に成功した。今後はワクチン開発、感染病態の研究をさらに進めると共に、予防啓発活動を効果的に実施する方法を検証していく。
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研究領域 | 感染症 |