抗C型肝炎ウイルス(HCV)物質の同定及びHCVならびにデングワクチンの開発
体系的番号 |
JPMJSA0919 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0919 |
研究代表者 |
堀田 博 神戸大学, 医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2013
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概要 | 猛威を振るう2つの感染症に、科学技術協力で立ち向かう C型肝炎ウイルス(HCV)はワクチンが未開発で、慢性感染者は世界で1億7千万人と推定される。またデング熱は、近年熱帯地域外への拡大が危惧されている。これらの感染症の新規治療法・予防法の開発は急務である。HCVに有効な、インドネシア特有及び日本の植物・微生物由来の抗ウイルス薬開発、並びに、遺伝子操作技術を用いたHCVとデングウイルスに対するワクチン開発を進めている。 植物・微生物から作る新しいC型肝炎の薬と遺伝子技術を用いたワクチン 両国の植物や微生物から、HCVに有効な抗HCV物質を見出した。それらの物質によるHCV増殖阻害の仕組みを詳しく調べている。また、HCVやデングウイルスに対して強い免疫を獲得し、かつ、より安全なHCV DNAワクチン及びデングDNAワクチンを開発した。ビフィズス菌を用いた経口HCV治療ワクチンも開発した。
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研究領域 | 感染症 |