体系的番号 |
JPMJSA0913 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA0913 |
研究代表者 |
井上 公 独立行政法人防災科学技術研究所, 地震研究部, 総括主任研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2014
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概要 | 迅速で正確な監視情報が適切な災害対応を可能とする フィリピンは西太平洋のプレート沈み込み帯に位置し、我が国同様に地震・火山災害が多いため、防災対策や予測手法の確立が急がれている。そこでリアルタイム地震・震度観測網の導入による迅速で正確な地震動分布と被害の推定、地殻変動観測によるミンダナオ島の地震発生ポテンシャル評価、タール火山とマヨン火山のリアルタイム地震・地殻変動・電磁気総合観測による地下のマグマ活動の把握と予測を行う。 研究成果をポータルサイトで発信。災害情報の共有と住民防災教育に活用 システムの開発・設置は順調に進み、観測された地震・火山情報を発信する防災情報ポータルサイトの構築も始まった。備えを促すための庶民住宅向け簡易耐震診断ツールも作成している。東日本大震災の経験を踏まえた津波防災への取り組みも始まった。フィリピンの国・地方、行政・コミュ二ティーの防災力向上を最終的な目標としている。
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研究領域 | 防災 |