概要 | 森林保護を地球温暖化対策のグローバルスタンダードに! アマゾン等の熱帯林の減少・劣化によるCO2排出量は、人為的な総排出量の約20%と見積もられている。現在、森林破壊の防止を国際的な地球温暖化対策に位置づける動きがあるが、その実現には、森林破壊の防止によってどの程度CO2を削減できるかを評価する技術の確立が必須である。本研究では中央アマゾンの森林を対象に、広域レベルの森林の炭素蓄積量とその変化量を測る評価技術の開発に挑む。 衛星データで炭素量を測定!アマゾンの実態が徐々に明らかに 中央アマゾンの約1,500箇所で森林のしくみや炭素蓄積量等の調査を行った。衛星データを利用した測定技術により、雨季の水位上昇による森林の浸水など、アマゾン特有の環境と森林の炭素蓄積量との関係が明らかになってきた。今後はアマゾンの炭素蓄積量マップの開発を目指す。
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