研究代表者 |
菅野 重樹 早稲田大学, 理工学術院, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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概要 | 本研究は、人間と長期的にコミュニケーションがとれるロボットの実現手法、すなわちそのアーキテクチャを明確化する事を目的としている。具体的には、コミュニケーションメカニズム(要素)を環境や文化に依存しない普遍的なメカニズムと依存する適応的なメカニズムに分類し、日本と米国の異なる環境と文化を比較することで、これらメカニズムの認知アーキテクチャーの構造を明らかにしたプロタイプを開発する。その後、日米合同の実証実験による各種改良の後、持続的な相互作用を実現する認知アーキテクチャの提案を行う。本研究においては、日本の得意とする人間型ロボットや動物型ロボットに癒し動作や作業機能を実装するハードウェアを中心とした研究と、米国の得意とするインタフェースのための認知モデル開発などの情報・メディア研究といったソフトウェアを中心とした研究の相乗効果が期待される。
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研究領域 | ロボティクス |