上気道気流解析へのキーテクノロジー: 超長距離間高速ネットワークによるペタスケール・コンピューティング
研究代表者 |
下條 真司 独立行政法人情報通信研究機構, 上席研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2013
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概要 | 本研究交流は、超長距離となる日仏間ネットワークを通して、ヒトの上気道の気流を対象とした大規模数値計算や可視化をペタスケールにて実施する場合、未だ解決されていないさまざまな問題の解決を目指すものである。 具体的には、日本側はペタスケールの1)可視化レンダリング技術、2)超長距離間高速データ転送技術、3) 大規模流体音響連成計算技術の開発を分担し、フランス側は1)可視化結果の表示技術の開発、2)超長距離間ネットワーク性能測定、3)摩擦音の数値計算結果の物理実験による精度検証を分担する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、超長距離間高速ネットワークを土台とした大規模計算機環境を日仏間に構築でき、それを用いた上気道の気流解析技術の実現が期待される。
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研究領域 | コンピューターサイエンスを含む情報通信技術 |