研究代表者 |
奥乃 博 京都大学, 大学院情報学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2014
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概要 | 本研究交流は、ヒューマノイドロボットの両耳聴聴覚機能、つまり、人のように2つの耳で聞く聴覚機能の実現を通じて、ヒューマノイドと人との共生を促進し、さらに、人の聴覚機能を解明し、高齢者や聴覚障碍者を支援するための基礎技術の確立を目指すものである。 具体的には、日本側は人工知能の立場から両耳聴による音源分離、音声認識、音声対話、および体を動かして聞く能動的聴覚機能を分担し、フランス側は工学だけでなく生理学や認知科学の立場から、音源定位、発話区間認識、話者認識を分担する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、能動的両耳聴の広範囲な研究展開と、ヒューマノイドロボットへの聴覚機能の実現が期待される。
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研究領域 | コンピューターサイエンスを含む情報通信技術 |