3DメッシュからのCADモデル復元システム及びメッシュ活用アプリケーション
研究代表者 |
東京大学
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研究期間 (年度) |
2009 – (非公開)
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概要 | 製造業においてCAD/CAEを使用する分野では、モデルの形状を精確に制御及び操作することが必要なため、製造現場で膨大な工数をかけて、手作業で3Dメッシュモデルから寸法やフィーチャー情報を抽出してソリッドモデルを再作成することが行われており、製品設計開発のボトルネックとなっている。 本研究開発では、製造業設計分野においてCADから生成された3Dメッシュを分析し、フィーチャー情報となる基本曲面(平面、円柱面、球面、円錐面、トーラス面など)に自動的に分割するコア技術を開発する。更に、分割された基本曲面からソリッドモデルを自動的に復元する応用技術を開発し、メッシュモデルの簡略化や板分割アルゴリズムなど、本コア技術を応用するメッシュ活用ツールを開発する。 本研究開発の成果を利用すれば、従来の煩雑な手作業処理を自動化でき、1週間程かかっていたソリッド化の作業を数時間まで短縮することができる。さらに、3Dメッシュモデルからフィーチャー情報を自動的に抽出することにより、CAEなどの処理でメッシュモデルが直接に利用可能になり、CAEなどの処理における簡単化、多様化及び効率化に大きく貢献する。
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