体系的課題番号 |
JPMJSN09A6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN09A6 |
研究責任者 |
三好 憲雄 福井大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 従来のがん臨床病理診断では、患者側が最終診断結果を得られるまでに日数を要し、また診断結果の定量性の点から客観性に欠けるという問題点があります。本開発では、極微量術中凍結切片組織の新鮮度を保持するセルホルダーを設計・開発し、がん生組織内タンパク質の特異的2次構造成分を抽出することにより、細胞を固定・染色することなく、組織の質的変化を従来の4倍の空間分解能で画像化することを目指します。これにより、検査時間を60分の1に短縮するスクリーニング装置を実現し、病理診断医師に信頼の置ける生検診断補助手段を提供することが期待されます。
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