ラジカル測定用時間分解ATR-FUV 分光システムの開発
体系的課題番号 |
JPMJSN09AH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN09AH |
研究責任者 |
尾崎 幸洋 関西学院大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 近年、ラジカル種の酸化還元力を半導体洗浄プロセス、食品の殺菌洗浄、環境汚染物質の分解処理などに利用する技術の重要性が高まっています。本開発では、水の遠紫外(FUV)分光スペクトルがラジカル生成によって変化するという独自の発見に基づき、水溶液中で起こるラジカル反応を追跡可能な時間分解ATR-FUV分光システムの実現を目指します。この方法では溶媒そのものをプローブとして利用するため、ラベルフリーでラジカル濃度を測定することが可能となります。これにより、最先端の半導体洗浄プロセスにおけるラジカル測定など、ものづくり現場での具体的ニーズへの革新的な応用が期待されます。
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