高感度脂質分析のための質量分析技術に関する調査研究
体系的番号 |
JPMJSN09BL |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN09BL |
研究責任者 |
裏出 良博 (財)大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究部長
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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概要 | 我々は、生理活性脂質の一種であるプロスタグランジンD2の尿中代謝産物が神経筋疾患のバイオマーカーとして利用できることを見出しています。尿などの臨床試料中の脂質成分を測定するためには質量分析技術が有効ですが、現在の装置は大型であり、汎用性が低い点が問題です。そこで、分析対象を低分子量の脂質に限定した高感度小型質量分析デバイスの開発につながる要素技術として、前処理やイオン化条件の最適化を含めた新規インターフェースの可能性を調査します。
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