脂質メディエータースフィンゴシン−1−リン酸(S1P)を用いた新しい血管新生・再生療法の開発
研究責任者 |
多久和 陽 金沢大学, 医学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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概要 | 体内に存在するリン脂質の一種であるスフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は血管内皮細胞を活性化して血管新生を促進する。このS1Pを生分解性ポリマー乳酸・グリコール酸重合体(PLGA)を用いて徐放製剤とし、実験動物の虚血肢で至適な血流改善効果を得る投与量、投与回数などの条件を定め、新規血管新生療法の事業化に向けての基盤を確立した。
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