マイクロ流体システムを利用した肝臓癌血管新生モデルの開発
研究代表者 |
須藤 亮 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 本研究交流は、マイクロ流体システムを利用した肝癌血管新生モデルを開発し、肝臓癌組織における血管新生プロセスを観察・解析することを目的とする。具体的には、マイクロ流体システムの設計と微細加工技術において卓越する韓国側チームが作成したマイクロ流体システムを、組織工学、細胞生物学、癌細胞学、生体工学の専門家によって構成される日本側チームが肝臓血管新生モデルに応用し、デバイスの応用・評価を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、血管新生プロセスをリアルタイムで観察することが可能となることや、組織工学で大きな課題となっている三次元組織への血管導入に関する知見を得られることが期待される。
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研究領域 | バイオサイエンス |