インスリン分泌を制御する新たなエネルギー代謝調節ペプチド探索における日韓共同研究
研究代表者 |
中里 雅光 宮崎大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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概要 | 本研究交流は、展開医療が行われている胃由来の摂食亢進ペプチドであるグレリンや、インスリン分泌促進作用を有するグルカゴン様ペプチド-1に続く新たなエネルギー代謝調節ペプチドの探索研究の実施を目的とする。具体的には、日本側はラット腸管抽出物と内分泌系培養細胞を用いた新規ペプチドの同定とその定量系の開発を行い、韓国側では新規ペプチドのインスリン分泌、膵星状細胞活性化や膵ラ氏島線維化への影響を検討する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、展開医療のシーズとなる消化管由来の新規生理活性ペプチドの同定や、東アジア地区から世界へ発信できる創薬のシーズ研究基盤の整備がなされることが期待される。
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研究領域 | バイオサイエンス |