がんで異常に発現亢進する形質膜型シアリダーゼを標的としたがん診断薬の開発
研究代表者 |
宮城 妙子 宮城県立がんセンター研究所, その他部局等, 部長兼所長
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | シアル酸は糖蛋白や糖脂質糖鎖の末端に位置し、腫瘍マーカーにはシアル酸を持つものが多い。本課題では、この脱離によってシアル酸量調節に重要な役割を果たすシアリダーゼに着目する。特に、各種がんで異常亢進する形質膜型シアリダーゼ(NEU3)を標的として、がんの新しい診断薬開発をめざす。これまでの研究成果に基づき、微量RT-PCRによる発現量の定量、特異抗体による免疫染色、さらに血清診断キットの構築などを試みる。
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