研究代表者 |
信山 克義 八戸工業大学, 工学部電子知能システム学科, 講師
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 電気絶縁材料に使用される汎用プラスチックは枯渇資源である石油を原料としているため、資源循環型の材料開発が望まれている。そのような中、バイオマス資源を原料とし、生分解性を有するポリ乳酸(PLA)が注目されている。PLAは、常温において汎用プラスチックに匹敵する高い絶縁性能を示すが、摂氏60 度付近より高温になると絶縁性能が低下する問題がある。そこで、本研究においてPLA の物性改良を行い、PLA に耐熱性を付与しつつ高温下でも高い絶縁性能を有する新規PLA を開発することを目標とする。
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