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血管内膜損傷の新規診断システムの構築;白血球S100A遺伝子群のmRNA解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

人見 次郎  岩手医科大学, 医学部解剖学講座発生学・分子探索学分野, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要血管内膜の損傷は、脳梗塞、心筋梗塞の原因となるアテローム血栓症の原因母地となる。この予防として血管内膜損傷の診断薬の開発が期待されるが、現在病変を正しく評価する診断薬は存在しない。しかし、申請者が発見したS100A12(CAAF1)蛋白は、白血球が産生し、そのmRNA量の測定や蛋白の血中濃度の測定により頚動脈の動脈硬化症患者と健常者を区別することができる。そこで、本研究では好中球が産生するS100AファミリーのmRNAの発現動態と血管内皮損傷の関連を明らかにし、mRNA量の測定が病態診断法として役立つか否かを評価する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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