圧縮木材製接合具を用いた高剛性・高靱性な木質ラーメン架構の開発
研究代表者 |
小松 幸平 京都大学, 生存圏研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 「引きボルト接合法」は低コストかつ施工容易であるが、座金部分のめり込み変形が大きく、剛性が低いことが大きな欠点である。本課題では、「圧縮木材製楔」を座金部分に挿入することによって、初期剛性と、靱性を向上させることが可能で、新築・中古住宅、あるいは、戸建て住宅・文化財建築等を問わず、最小限の加工で、現場施工可能な低コスト・性能向上が大幅に期待できる引きボルト式ラーメン架構を提案する。
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