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ホウ素含有ナノ粒子の中性子捕捉療法用薬剤化に向けた薬物輸送機能付与のため表面修飾試験

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

石川 善恵  香川大学, 工学部, 助教

研究期間 (年度) 2009
概要治療が困難な悪性腫瘍(メラノーマやグリオブラストーマなど)に有効な治療法として、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)がある。BNCTとは、大きな中性子吸収断面積を有する10B原子を腫瘍細胞に導入して中性子照射を行い、生成するα粒子により腫瘍細胞のみを選択的に破壊させる手法である。これまでに申請者はBNCTにおいて高い治療効率を見込める炭化ホウナノ粒子を開発しており、最終目標としてその薬剤化を目指す。本試験では、炭化ホウ素ナノ粒子の表面を腫瘍選択性を有する物質で修飾することによって、腫瘍細胞への選択的導入能を付与するための試験を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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