両親媒性物質を利用する新規皮膚疾患治療薬の皮膚浸透性の検討
研究代表者 |
飯村 菜穂子 新潟薬科大学, 薬学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | ニキビ、色素沈着等々の皮膚疾患に使用されている薬物において、その安定性、安全性はもちろんのこと薬物の皮膚吸収性も重要である。この様な薬物の皮膚浸透性改善を目的に、皮膚角質層との親和性に優れるといわれる両親媒性物質を利用し各薬物との複合体あるいはイオン交換体の作製を試み高い皮膚吸収性を持つ新規皮膚疾患治療薬の開発を行う。本研究における成果は、薬物の低濃度使用でも充分な効果が望め、副作用を軽減した薬物の獲得が期待できる。
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