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水を用いるイオンクロマトグラフィーによる水質モニタリング法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

田中 一彦  広島大学, 国際協力研究科, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要様々な環境水の水質評価や各種産業の工程・水質管理等における陰イオン、陽イオン、有機酸及び有機塩基等のモニタリングは重要であり、一般に汎用性の点で有機試薬を用いる比色法(公定法)が適応されるが、測定対象に応じた発色剤の選定や測定条件の最適化のための煩雑な操作を必要とすることから、これらに代わり得る水質モニタリング法の開発が要請されていた。そこで、効率化・省力化の観点から簡便・迅速・無公害・低コストな多成分同時分離計測を可能にする水質モニタリング法として、平成18及び19年度の「シーズ発掘試験研究」で得られた成果を踏まえ、水だけを溶離液に用いてイオン交換樹脂分離カラムの有するイオン排除作用や両性イオン物質により修飾した分離カラムの有する静電作用を各々利用した新規なイオンクロマトグラフィーの様々な適応分野における有用性を実証し、実用化する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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