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ポーラスコンクリートを用いたアオコの凝集および植栽基盤への適用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

岡本 享久  立命館大学, 理工学部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要プラズマエネルギーを負荷して沈降させたアオコを、水面の波の力と多層構造のポーラスコンクリートから生まれると予想される水流を利用して凝集、除去することが目的である。水中藻類にプラズマエネルギーをナノ秒程度の時間で負荷することで、容易に仮死状態となり沈降する。この処理により、湖のような閉鎖水域において発生したアオコなどを除去できる。ポーラスコンクリートを浮体状とすることで、水中において容易に移動可能となり、また、水流の力で孔部の水塊が入れ替わることで好気性が保たれ凝集したアオコが腐敗することなく、長期間の利用が可能である。本研究課題は、実験室屋外に設けた大型水槽およびアオコの発生が問題となっている草津市内の内湖において実施する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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