衛星表面帯電モニタの開発を目指した地上民生用表面電位計の宇宙環境適合性能評価試験研究
研究代表者 |
趙 孟佑 九州工業大学, 大学院電気電子工学研究系, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 静止軌道の通信放送衛星は帯電に起因した放電の被害を受け、金銭的損失と社会インフラの中断につながっている。衛星の不具合の原因を究明し対策を講じるために、衛星の帯電状態を常時モニタする機器が望まれている。商業衛星への搭載を目指して、既存の衛星表面帯電モニタを、地上用の非接触型表面電位計を小型・簡素化し、宇宙環境に適応できるものに作りかえることを目的とする。今年度は試作品を地上で真空・打上げ振動・高温・低温等の宇宙模擬環境に曝露し、次年度以降の改良に向けた問題点の洗い出しを行なう。
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