腎淡明細胞癌の発生・悪性化に関与するmicroRNAの同定
研究代表者 |
中田 知里 大分大学, 医学部, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 腎淡明細胞癌(CCC:Clear cell type renal carcinoma)は、腎細胞癌の約80%を占める予後不良の亜型である。最近は外科的切除に代わる治療法としてSorafenib、Sunitinibなどの分子標的治療薬が試されているが、その効果は30%程度と低く、新規治療法の開発が望まれている。本課題では腎細胞癌で異常発現するmicroRNAの機能解析を行うことで、分子標的の候補となる「癌の発生・進行、悪性化に関与するmicroRNA」を探索し、同定を目指す。
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