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リン酸化EGFRを指標としたGefitinib感受性予測診断キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

泥谷 直樹  大分大学, 医学部, 助教

研究期間 (年度) 2009
概要肺癌に対する抗癌剤Gefitinib(商品名:イレッサ)は、重篤な副作用を伴う場合があるため、感受性予測因子の同定が強く求められてきた。これまで、EGFR遺伝子の変異とGefitinib感受性が相関していることが報告されている。しかし遺伝子解析には手技の煩雑さ、コスト等の問題があり、現実的な検査法として確立されていない。我々は、Gefitinib高感受性の肺癌組織ではEGFRの特定のチロシン残基がリン酸化されていることを明らかにした。この知見に基づき、Gefitinib感受性予測が簡便に行える診断キットを開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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