研究代表者 |
矢ヶ崎 一三 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 日本の慢性透析患者数は27万5千人余り(2007年12月)で、40年前のおよそ1280倍に著増している。透析導入患者の主要原因疾患は慢性糸球体腎炎と糖尿病性腎症である。従って、慢性糸球体腎炎からの透析導入を遅らせることは医療費削減の点からも重要である。本研究では、糸球体腎炎の三大症状(タンパク尿症、低アルブミン血症、脂質異常症)に対する木質由来物質の生体内代謝物の効果を検討することを目的とし、腎炎用食品の実用化を目指す。
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