犬のリンパ腫の治療に向けて〜新たな腫瘍マーカー測定系の開発〜
研究代表者 |
秋吉 秀保 大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本邦では核家族化の進行に伴い伴侶動物としての犬の飼育頭数は1300万頭に上ると推計されている。現在、人と同様に犬でも死亡原因の約半数が悪性腫瘍によるものと考えられており、家族の一員としてのペットの重要性が増している事から犬の腫瘍の治療に対する社会的ニーズは高まっている。犬に発生する悪性腫瘍のなかでもリンパ腫の発生率は7~24%であるという報告があり、他の腫瘍と比較し発生率は高い。そこで本研究課題では、世界に先駆けて犬のリンパ腫における早期診断・治療効果判定のための腫瘍マーカーを開発することを目的とする。
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