研究代表者 |
小島 秀子 愛媛大学, 大学院理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | マイクロ波加熱は、有機合成反応を高速で進行させ、高収率、高選択的で生成物を得る画期的な加熱法であり、各種有機化合物の合成への利用が期待されている。しかし現在のところ実用化は進んでいない。その理由の一つは、どのような化合物の反応に適するかという指標が明らかでないことである。そこで本研究では、反応基質の極性などのパラメータに基づいたマイクロ波合成反応における指標を作成する。具体的には機能性色素などについて検討し、クリーンでエネルギーコストの低いマイクロ波合成法の実用化の促進を図る。
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