アルギン酸部分分解物のα−グルコシダーゼ阻害作用を利用した食後血糖上昇抑制食品の開発と応用
研究代表者 |
奥 恒行 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | アルギン酸に対する分解能が強いSUN-53菌を用いてアルギン酸を培養し、低分子分解物Algを作成した。このAlgはスクラーゼやマルターゼに対して強い拮抗阻害を示すので、同時に摂取した糖質の消化が阻害されるために血糖を上昇させない食品開発が可能となる。今後、このAlgの物理化学的性質を明らかにすると共に、大量生成法を試みる。また、ラットへショ糖とAlgを同時投与して血糖上昇が抑制されることを実証する。
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