製剤の肺内分布を考慮したsiRNA微粒子吸入剤開発
研究代表者 |
岡本 浩一 名城大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | small interfering RNA(siRNA)はmRNAを配列特異的に切断し、遺伝子発現を抑制する。肺がんなど呼吸器疾患には吸入によりsiRNAを直接投与可能である。しかし、製剤の肺内分布と遺伝子発現抑制効果を同時に検討した例はない。今回、種々のsiRNA微粒子製剤を調製し、当研究室で開発した蛍光/発光イメージング法により、siRNA吸入剤の肺内分布と遺伝子発現抑制効果を同時に評価し、製剤の最適化を図る。本法は実験動物を生かしたまま測定できるので、同一個体での遺伝子発現抑制効果の経時変化も評価可能である。
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