プリオンタンパク質を標的とする抗アルツハイマー病薬の開発
研究代表者 |
桑田 一夫 岐阜大学, 人獣感染防御研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | アルツハイマー病において脳に蓄積するアミロイドβオリゴマーは、細胞表面のプリオンタンパク質に結合し、プリオンの立体構造を変えることにより、細胞に対する毒性を発揮する。代表研究者が開発した抗プリオン化合物は、プリオンに特異的に作用し、プリオンの立体構造を制御できるため、アルツハイマー病に対しても有効である可能性が高い。これら抗プリオン化合物のアルツハイマー病に対する治療効果を、試験管レベル、および動物実験レベルで検証することにより、新規アルツハイマー病治療薬のシーズ開発につなげる。
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