消化管を用いた神経変性疾患治療薬のスクリーニング系の開発
研究代表者 |
竹内 正吉 大阪府立大学, 生命環境科学, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究の目的は、消化管運動に対する作用を検討することにより、アルツハイマー病やパーキンソン病などの中枢神経変性疾患に対する治療薬を評価するための一次スクリーニングシステムを開発することである。そこで、神経変性疾患モデル動物から腸組織を採取し、中枢神経症状と腸運動の変化、その際の中枢神経系と腸神経系の変化の相同性を併せて評価するシステムを構築する。その後、神経変性疾患治療薬を投与した神経変性疾患モデル動物腸組織の運動変化を調べることで、構築したシステムの評価と改善点を検討する。
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