核酸選択除去剤としてのナノ構造制御高分子ビーズの開発と応用
研究代表者 |
坂田 眞砂代 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | DNAは、菌体・細胞由来の注射用試薬の原材料中に普遍的に存在している。DNAが注射等により体内に投与されると人体に発ガン遺伝子を増殖させる恐れがあるため、注射用溶液からDNAを除去することがWHOでも強く推奨されている。本研究課題では、遺伝子組み換え大腸菌や培養細胞由来のワクチンや注射用タンパク質原材料中に残存している核酸 (DNA )を10 ng/mL以下の濃度に吸着除去することを目的にDNA吸着剤の開発とその実用化を目指す。
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