真菌細菌相互作用の新規分子機構に基づく抗真菌薬のシード化合物の探索
研究代表者 |
川本 進 千葉大学, 真菌医学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 申請者らは最近、真菌細菌相互作用の新規分子機構を見出した(J Bacteriol 189:4815, 2007)。病原真菌クリプトコックスに黄色ブドウ球菌が付着すると真菌の死滅が誘導され、その現象に必要な細菌側因子として菌体表層酵素トリオースリン酸イソメラーゼ (TPI)を同定した。本研究ではTPI分子の本現象に関わる部分を検索し、クリプトコックスに対する抗真菌薬シード化合物の創出を目指す。
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