精神疾患の病態に関与する脂質の同定と診断マーカーとしての有用性検討
研究代表者 |
大和田 祐二 山口大学, 医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 我々はヒト精神疾患のモデルマウスとして、脳内のオメガ3系脂肪酸代謝に関わるFABPノックアウトマウスを世界に先駆けて報告した。これは、脳内の脂肪酸代謝異常が精神疾患の発症や病態につながるという、新しい概念を提示するものである。本研究では、FABP7ノックアウトマウスを用いて、ヒト精神疾患の診断や病態把握に有用な、脂肪酸および脂肪酸代謝物質の同定を試みる。
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