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糖類の位置選択的官能基化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

川端 猛夫  京都大学, 化学研究所, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要本研究はグルコースの4つの水酸基に任意の官能基を位置選択的に順次導入する新技術の開発と、それに基づき(1)配糖体天然物の全合成、(2)糖鎖ライブラリーの構築、(3)新規糖を含む糖鎖合成中間体の供給を行う。糖類は感染過程や癌の転位などの細胞間相互作用や細胞の分化などの生命維持の根幹に関わっている。このような生命現象の探求やそれに基づく医薬品開発には多糖類や配糖体の精密合成が必須である。しかし合成技術の進歩した現在でも、糖類の複数存在する水酸基を直接官能基化できる非酵素的手法は皆無であった。一方、代表研究者は無保護グルコースの4位水酸基を99%以上の選択性で直接官能基化できる触媒の開発に成功した。この技術を基盤として上述の課題に取り組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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