新規リン吸着材を用いて排水から回収したリンの資源化に関する研究
研究代表者 |
高松 宏行 長崎県窯業技術センター, 窯業技術センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 排水中のリンを吸着し、リン脱着液を用いて吸着したリンを回収するリン吸着材を開発した(特許出願中)。本吸着材を活用したリン資源回収型の排水処理システムを構築するにあたって、リンの脱着プロセスとリンの固形化プロセスに課題を残している。研究では、リン脱着液のアルカリ濃度、リン脱着後の脱着液の濃縮条件およびリン晶出条件を適正化し、リンを固形物として資源化するプロセスを確立して、システムの実用化に繋げることを目標とする。
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