高強度・高弾性を有する新規義歯床用材料の開発と応用
研究代表者 |
蟹江 隆人 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 義歯床用材料として使用されているアクリル系硬質レジンは、メタクリレート系ポリマー粒子とモノマー液を混合して流動性を持つ塊状物として成型・重合される。重合した義歯床表面は、巨視的には鏡面となっているが、微視的にはポリマー粒子の形態が明瞭に残り、破折やヒビ割れの原因となっている。本研究の目的は、アクリル系ウレタンオリゴマーとアクリル系エステルを応用して、ポリマーが均一分散する高強度・高弾性の重合体を開発し、義歯床に応用することである。
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